パーソナルトレーニングジム「Sharez」代表の岡崎秀哉です。
2024年5月2日に、至学館大学の「体育・スポーツの役割(資格)」という授業で、外部講師として招待いただき、講義をさせていただきました。
授業対象の1年生と、それ以外にも健康運動指導士の取得を目指す学生を加えて、およそ150名の学生が参加していました。
目次
至学館大学の「体育・スポーツの役割(資格)」の授業について
至学館大学の「体育・スポーツの役割(資格)」の授業では、以下の内容を学んでいきます。
- 社会における体育・スポーツの役割
- 体育・スポーツに関わる資格
主に1年生を対象としており、大学に入って取得できる資格について学んだり、資格取得のモチベーションにしてもらうことを目的としている授業です。
今回の講義実施の経緯
私の母校である鹿屋体育大学でお世話になった竹下先生が、現在は至学館大学の副学長を務めており、以下の内容で話をしてほしいと相談を受け、外部講師として招待いただきました。
- 大学で取得した資格がどんな形で仕事に活かされるのか?
- 資格を取得した先にどんな仕事があるのか?
至学館大学で取得できるフィットネス系の資格としては、「健康運動指導士」や「健康運動実践指導者」などの資格があります。
これらは健康やフィットネスの現場で活かされる資格でもあるので、フィットネス業界について幅広く話ができる立場として、お話しさせていただきました。
今回の「体育・スポーツの役割(資格)」授業の講義内容
今回の講義では、以下の4点についてお話ししました。
- フィットネスの位置付け
- フィットネス業界の歴史・変遷
- フィットネス業界のカテゴリーについて
- 資格取得について
①フィットネスの位置付け
「体育・スポーツ」という名称の授業ですが、将来の仕事という意味では、少し視野を広げて捉える必要があります。
「体育・スポーツ」という分野は幅広く捉えると「フィットネス・健康」、場合によっては「美容」といったジャンルにも繋がるものであると伝えました。
特に、昨今成長しているのがフィットネス業界であり、「市場規模の成長、店舗数の増加、従事する人も増えていること」を解説しました。
②フィットネス業界の歴史・変遷
学生の方々に少しでもフィットネス業界に興味を持って話を聞いていただくため、「フィットネス業界の歴史・変遷」についても触れていきました。
具体的には、日本におけるフィットネス業界の成り立ちや、「バブル期、2000年代、2010年代、2020年代」と年代別に分けて、それぞれの流れを解説しました。
③フィットネス業界のカテゴリーについて
フィットネス業界の「サービスやコンテンツ、勢力図」をカテゴリー分けした、弊社で作成している「フィットネス業界カオスマップ」を使って、フィットネス業界には「どんなジャンルがあるのか、どんな仕事があるのか」について解説しました。
至学館大学からは、毎年2割から3割の方がフィットネス業界に進んでいるそうですが、フィットネス業界が成長している今、その割合は今後増えていく可能性があります。
1年生の段階で、フィットネス業界の仕事や働き方を知っていただくことで、将来の選択肢を広げたり、興味を持つきっかけになればと思っています。
フィットネス業界カオスマップ2023【最新情報】④資格取得について
私自身も体育大学出身なので、至学館大学と近い学部があり、取得できる資格にも近いものがあったので、参考までに、「私の取得資格やどんな経緯で取得したのか」について説明させていただきました。
大学を通じて取得できる資格が、「どのような仕事につながっていくのか、取得するメリットは何なのか」といったものを考えていただくことで、資格取得に対するモチベーションにつながればと考えています。
まとめ
私自身も、大学時代の就職活動時に、自分でいろいろ調べていくうちに、フィットネス業界のことが少しずつ理解できてきました。
当時、情報を待っている状態だったら全然情報は手に入ってこなかったですし、人生の選択肢は変わっていたと思います。
それでも実際に働き始めてから知ることはかなり多く、学生時代に知っていれば、少し違ったなぁと思うこともありました。
そのため、今の学生の方々には、少しでもフィットネス業界のことを幅広く知っていただくことで、仕事の選択の幅が広がったり、興味を持つきっかけになったり、就職後のミスマッチを防ぐことができると考えています。
良い人材がフィットネス業界に増えていくことで、さらにフィットネス業界が活性化し、最終的に良いサービスがお客様に届くことが理想だと考えているので、今後もこういった活動を積極的に行っていきたいです。
授業の最後に、弊社の紹介や採用について案内させていただきましたが、講義後数名の学生からお問い合わせをいただいており、興味を持っていただけたことは非常に嬉しいです。
フィットネス業界にご興味のある学校の関係者の方々、学生の方々はぜひお気軽にご連絡ください。学校単位でも、個別でも、ご連絡いただければ対応させていただきます。