今回は、デスクワークが多い方で腰や背中に疲労を感じる方に向けて、「お腹のストレッチ」を紹介いたします。
目次
「腰や背中の疲労」と「お腹のストレッチ」の関係
デスクワーク姿勢では、背中が丸まり、背中の筋肉が伸びている状態になるため、腰や背中にストレスがかかります。
後面の背中が伸びているということは、逆側の前面が縮んでいる状態です。
そこで、逆側の前面、つまりお腹にアプローチをすることで、筋肉バランスを整えることができ、背中が丸くなるのを改善することができます。
そうすることによって、腰や背中にかかる疲労を軽減させることができます。
One More 専門知識
背中が丸くなっていると、胸郭が少し窮屈になり、呼吸が浅くなってしまいます。
そこで、前面を伸ばすと、胸郭が広狩り、呼吸をしっかり行えるようになります。
さらには、呼吸がしっかり行えることにより、自律神経も安定するため、神経的にもプラス効果を見込めます。
お腹のストレッチのやり方
では実際に行っていきましょう。
- 肘を曲げて手のひらを床につき、手を顔の横に置いてうつ伏せになります。
- 手のひらで地面を押しながら上体をおこします。
- 上体を反らし、お腹の前面をストレッチします。
- 10秒×3セットを目安に行いましょう。
注意点
- 上体を反らす際に、腰部に痛みを感じる場合は肘を曲げて行いましょう。腰部にかかるストレスを軽減させるためです。
- ストレッチ中の顎、目線の位置は斜め上に向けましょう。胸郭が広がり、深い呼吸ができるためです。
ただし、上に向けすぎは首の後ろを痛める可能性もあるので注意が必要です。 - ストレッチ中は呼吸を止めず、吐く息を意識しましょう。吐く息を意識することで、副交感神経が優位になるためです。
こうすることで、肉体的、精神的にもリラックスさせることが可能になります。
まとめ
短時間でできるストレッチですので、「デスクワークで疲れが溜まってるな……」という方は、ご自宅で寝る前に実施してみてください!
今回の内容はYouTubeでも解説動画を公開しています。
ストレッチの質問や、他のストレッチのリクエストがありましたら、YouTubeのコメント欄にご記入を宜しくお願いします!