今回は、猫背が気になる方におすすめの「胸のストレッチ」を紹介してきます。
目次
「猫背」と「胸のストレッチ」の関係とは?
猫背は、胸の筋肉の硬さが原因の1つです。
胸の筋肉が硬くなると、”胸の真ん中にある胸骨という骨”の方向に、肩が引っ張られるので、肩が前に出てしまい、猫背の姿勢になってしまいます。
胸をストレッチすることにより、前に出た肩を後方に戻します。また、肩が後ろにいくことにより、胸を張ることができますので、猫背の改善になります。
胸のストレッチのやり方
では早速、胸の筋肉のストレッチ方法を紹介したいと思います。
- まず、両手を後ろで組みます。
- 手を組んだら上半身を倒さないように注意し、腕だけを上に上げていきます。
- この時、背中が丸くならないように胸を張りましょう。また、呼吸を止めないようにしましょう。
- この状態で20秒間静止します。
胸の筋肉は、胸骨から腕の付け根に付着しています。
そのため、筋肉の付着部である「胸の付け根から胸」にかけてストレッチされているのが感じれるかと思います。
One More 専門知識
筋肉を20秒伸ばすことで、身体に存在する受容器が伸びを感知し「Ib抑制」が生じます。「Ib抑制」が生じることで、筋肉が緩みストレッチ効果を期待できます。(Ib抑制に関しては、また別記事で紹介したいと思います!)まとめ
胸の筋肉が硬くなると、胸骨の方向に肩が引っ張られてしまい、肩が前に出てしまいます。
胸のストレッチを行うことで、胸が広がり前に出ている肩を後方に戻してくれます。そうすることで、猫背の改善・予防につながります。
短時間でできるストレッチですので、是非みなさんも実践してみてください。毎日継続することで改善に繋がります。
今回の内容はYouTubeでも解説動画を公開しています。
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