パーソナルトレーニングジム「Sharez」を運営している岡崎秀哉です。
昨今RIZAPの影響もあり、特に都内ではブームになっていると言っても過言ではないパーソナルトレーニング。
しかし、短期集中ダイエットの人気が故に、一旦はダイエットに成功した方のリバウンド問題や、なかなか継続できない問題が発生してきているのもまた事実。
さて、今日はそんな問題を抱える方にぜひ読んでほしい内容。
目次
トレーニングを継続するための4つのヒント
僕のお客様は95%が男性、70%強が経営者である。
長い方で7年ほど、継続的にパーソナルトレーニングを受けてくださっています。
多くの経営者を数年間、毎週見ている中で気づいたことがある。その中に、忙しい経営者がトレーニングを続けられるヒントがあることに気づいたのだ。
それがこの4点。
- パーソナルトレーニングついでに「○○○」
- せざるを得ない環境作り
- 集中力
- ユーモア
1つ1つ説明していこう。
パーソナルトレーニングついでに「○○○」
これはスケジュールの組み方だ。僕のお客様はかなりいろんなエリアからいらっしゃっている。栃木、横浜、逗子、八王子……。
渋谷のジム(Shibuya Fitness Sharaz)の近くに住んでいる人などいないのだ。
だから、都内で仕事の打ち合わせや、接待などがある時に、ついでにパーソナルトレーニングの予約を入れている。
むむ?これでは「パーソナルトレーニングついでに○○○」ではないな笑。
「○○○ついでにパーソナルトレーニング」だ。
まぁどちらでも良いと思う。
何かとパーソナルトレーニングを組み合わせることで、時間効率を高め、パーソナルトレーニング自体の敷居を下げ、継続しやすい工夫をしているとみた。
せざるを得ない環境作り
これは全てのお客様に共通と言っても良いポイントだ。
トレーナーに依頼し、予約を決め、お金を払う。
これでサボってしまったらお金や時間を無駄にすることになってしまう。
僕のお客様のほとんどの方が、「こんなに続くと思っていなかった」と語る。
それは、これまで自分自身でジムに通ったりしたが、続かなかったり、挫折した経験があり、トレーニングを続けているイメージが湧かなかったからであろう。
僕自身もお客様に対してできるだけストレスをかけないよう心がけている。それが以下のポイント。
話の引き出しを増やし、お客様が気分が上がる話をする
経営者のお客様が多いお陰で様々な業界の話を聞くことができ、多くの業界のことをある程度把握することができる。自
分自身も積極的に様々な場所に行ったり、人に会ったり、本を読んだり、常にアンテナを張ることで経験値を増やしている。
おかげでフィットネス以外にも様々な会話を繰り出すことができるようになっている。
予約を取りやすいよう、お客様の数を制限する
トレーナーとしてはお客様が多ければ多いほど稼ぎも多いわけで、僕自身も月に250本のパーソナルトレーニングセッションを行なっていた時期もあった。
休む間もない。売上は上がるのだが、お金を使う時間も心の余裕もない。
数はこなしているのだが、人として、ビジネスマンとして、トレーナーとしても、全く成長していないと感じた。
だから他のトレーナーに引き継いだりして、お客様を減らすことにしたのだ。
今は顧客数、セッション数を自分でセーブしながら、経営やプライベート、新しい取り組みなどにかける時間を作っている。
それにより、お客様も比較的フレキシブルに予約が取れるようになるので、定期的に通いやすくなっている。
コンディションを整える
とにかくお客様の前では元気よく!振る舞うように心がけている。
ごく普通のことのようであるが、非常に大事だ。
気合を入れてトレーニングに取り組んでいただくためにも、会いたいと思ってもらえる人間であるためにも、人に紹介するにしても、常にエネルギッシュであること。
この辺りについては常に心掛けている。
集中力
さて、継続するためのポイントに戻って、もう1つは「集中力」。
僕のお客様のほとんどは、パーソナルトレーニング以外でほとんど運動していない。
僕自身も「自主トレしてくれとは言わないので、ここに来た時に一生懸命トレーニングしてほしい」と伝えている。だからこそ、ジムに来た時は集中して頑張っていただいている。
しかし、トレーニングに行く時のコンディションは常にバラバラだ。少し疲れていたり、起きたばかりだったり、なんだかだるい感じがしたり……。
それでも、ジムについて着替えると「よしやるぞ!」とトレーニングに挑む姿勢はさすがだなと思う。
やはりせっかくお金や時間を使っているし、ダラダラやってもその効果が薄いことはわかっている。使ったものに対して最大のリターンを得ようという考えが根本にはあるのだと思う。
1つ1つのトレーニングの間にはレスト(休憩)時間が存在する。
トレーニングしている時間は集中しているのだが、その休憩時間になったらプライベートな話や仕事の話、バカな話まで様々話す。この切り替えも凄い。
力を注ぐべきところにしっかり注ぎ、それ以外にはできるだけ無駄に注がない。
継続的にトレーニングしている方には、そんなスタンスを感じる。
ユーモア
これは読んでいる方にとっては一番謎かもしれないが、重要なファクターである。
長くトレーニングを続けている方は、面白い方が多い。面白いというのは、人生に「遊び」があるということだ。
ここでいう「遊び」はPlayの意味ではない。
隙間、緩み、などの意味で建築や機械によく使われる。急な動きを防いだり、負担を軽減したりする効果を持っている。
人間に当てはめると、切羽詰まってない感じ、ゆとりのある感じだ。経済的なものを想像しがちだが、どちらかというとメンタル的なもの。
トレーニングに対しても真剣になりすぎていない。痩せるということに関しても、それにとらわれすぎていない。
そんな方は継続的に続けている。
まとめ
4つの項目をもう一度整理してみよう。
- パーソナルトレーニングついでに「○○○」
- せざるを得ない環境作り
- 集中力
- ユーモア
必ず何かのヒントになるはずだ。